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2008年9月

入り口のガラスを入れ替えます。

現在の蓮華堂の入り口は曇りガラスに
なっています。
数人の患者さんから、「中が見えず、最初は
入り難かった。」との指摘がありました。

移転前の福生では、元から透明ガラスが
使われていた事もあり、意識的に受付や
待合が見えるようにして安心感のある造り
にしていました。

八王子でもそのようにしたかったのですが、
時間的な余裕もなく、とりあえず曇りガラス
のままオープンしました。
しかし指摘のあった通り、中が見えないと
たしかに入り難いと思います。

近日中に入り口のガラスを交換し、
安心感を持ってもらえるようにします。

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直ぐに治る?

世の中が忙しいからか、直ぐに治療の効果を
求める人が増えているような気がします。

もちろん、ぎっくり腰や寝違えなどの急性疾患は
かなり早く効果は出せますし、慢性疾患でも
症状の軽いものは早く効果の出るものもあります。

しかし、治療の効果が見られるのに
時間のかかるものが多いです。

症状をこじらせて長期間経過したものは、
治療にも時間がかかりますし、
西洋医学で難病と言われるものは、
東洋医学でも簡単には良くなりません。

1~2回の治療で直ぐに治癒する症例は
稀です。東洋医学は魔法ではなく、きちん
とした理論と治療法を持った医学です。
治療をし、その結果を見ながら修正を
加えて治療をする。
そうやって一歩づつ治癒に向かって
いくものです。

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寝違え。

寝違えは、朝起きると頚が痛くて動かせない
ものですが、最初は少し動かせて、徐々に
痛みが強くなっていくものもあります。

僕の認識ではぎっくり腰の頚バージョンで、
いわば、ぎっくり頚と言ったほうがしっくりくる
ような感じです。

いくつかのタイプが見られます。
文献では寝ているとき、頚に持続的な
外力がかった外傷であると言うように
書かれていますが、実際には蓄積疲労
によって筋肉が固まったものが多いように
感じます。

治療は鍼灸がとても効果が早いです。
頚のツボに数ヶ所と、背中にまで痛みが
あれば背部にも数ヶ所、あとは手の甲
にある「落沈(らくちん)」を使います。

「落沈」は経絡に属さない「奇穴(きけつ)」
というツボで、経験上特定の疾患に効果の
あるツボです。

寝違えは、治療後直ぐに効果のある場合
もありますが、一度寝た後に効果の見られる
場合もあります。

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痔。

痔を持っている人は多いと思いますが、
鍼灸治療に来られる方は少ないです。
他に症状があって治療を進めているうちに
痔の相談をされる場合がほとんどです。

痔に鍼灸?と思われる方もいると思いますが、
効果はあります。

良く使うツボは、ふくらはぎにある「承山(しょうざん)」
です。

このツボは「膀胱経」という経絡のツボなのですが、
肛門まで「支脈(しみゃく)」と言う枝が伸びています。

この「承山」を治療することで間接的に肛門に刺激を
与える事ができます。

もちろんそれだけではなく、患部周辺のツボも使用
しますが、「承山」を入れる事で効果は高くなります。

痔は生活習慣、食事の嗜好なども影響しますから、
これらも気をつけていくことが大切です。

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肩関節可動域制限。

五十肩で痛みが強く、肩関節をあまり
動かさなかった場合に見られます。

肩関節は動く方向と角度が広く、その為
関節の接合面が浅くなっています。
そのままでは関節がはずれやすい構造
なので、補うために靭帯や筋肉が沢山
ついています。

五十肩などで肩関節をしばらく動かせない
でいると、これれの靭帯や筋肉が硬くなり、
可動域制限が起こります。

一度硬くなった関節は柔らかくなるのに
かなりの期間を要します。

通常はマッサージやストレッッチで対応する
のですが、鍼もかなり有効です。

硬くなった組織に直接作用するため、比較的
早く回復します。

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9月の講習会。

日曜は僕の所属している全日本中医臨床実技
総合研修会の講習に行ってきました。
1999年から参加していますから、早いもので、
もう10年になります。

この会は、上海中医薬大学を卒業され、
元WHO上海国際鍼灸養成センター講師を
務められた呉 澤森先生の主催で
月1回行われています。

日本の鍼灸教育はわずか3年で、
卒後の臨床教育も充実しているとは言い難く、
個人レベルでこのような団体に所属し、勉強を
続けるしかありません。

呉 澤森先生の会は、中医鍼灸の団体です。
日本の鍼灸には大きく分けると三つの流派があり、
日本で発達した「経絡派」、筑波大学などを中心
とし、現代医学的アプローチから鍼灸を見直した
「科学派」、そして中国で発展し今は世界標準に
なりつつある「中医派」です。

中医鍼灸は漢方薬や気功とも共通の理論を持ち、
「弁証論治(べんしょうろんじ)」と言う、独特の
診断方と治療方針に基づいて治療を行います。
いろいろな症状に対する応用力があり、治療効果
も高いものがあります。

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好転反応。

治療をした後、一時的に症状が悪化したように
見える場合があります。
好転反応と言われるものがこれにあたります。

個人差がありますので、そのような反応が
出やすい人もいれば、出ない人もいます。

なぜ治療をするとそのような反応が出るのか、
理由はいくつかあるのですが、まず血流です。

症状のある部位が血流不足の場合、
治療によって血流が改善します。
運動不足の人が急に運動したようなもので、
一時的にだるさ、疲労感、張りが見られる
場合があります。

神経が締め付けられているような場合、
治療によって神経の伝達が正常になります。
今まで締め付けられて痛んでいた部位が、
急に正常な状態に戻ったために、うずくような
痛みが一時的に見られる事もあります。

いずれにしても、このような好転反応の後は
必ず正常な状態に回復します。

蓮華堂では、出やすい人には治療を調節
して、出来るだけ軽くなるようにするのですが、
それでも好転反応がでる場合もあります。

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足がつる。

足がつるのは筋肉の痙攣です。
ほとんどの場合、冷えと疲労が原因となります。
まれにミネラル不足、高血圧の治療薬などで
起きることもあります。

東洋医学では「血虚(けっきょ)」「陰虚(いんきょ)」
などが主な原因と考えられています。

治療は局所のマッサージや鍼灸も効果が
あるのですが、漢方薬の
「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」は
即効性があります。

「養血(ようけつ)」作用のある芍薬と、
「補気(ほき)」作用のある甘草だけの
シンプルな処方ですが、筋肉の痙攣や
筋肉痛などに効果があります。

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経絡。

東洋医学には西洋医学とは違う独特の考え方が
あります。
そのなかの一つが「経絡(けいらく)」です。

「経絡」の存在がなければ、東洋医学は成り立ち
ませんし治療もできません。

「経絡」はどのようなものかと言えば、「気」の
通り道です。「穴(つぼ)」も「経絡」の上に
あります。

分かりやすく説明すると、「経絡」は線路、
「穴」は駅のようなものです。

「気」の集まる駅が「穴」、「気」を運ぶ線路が
「経絡」です。そしてその線路は「臓腑(ぞうふ)」
という街まで続いているのです。

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穴(ツボ)の位置。

穴(ツボ)の場所は大体決まっています。
しかし漠然とその場所を治療しても、
なかなか効果がでません。

それは穴は場所だけではなく、深さや角度
がそれぞれあるからです。

すべての穴が皮膚の表面にある訳ではありませんし、
直角に真下にある訳でもありません。

かなり深い所にある穴、表面に筋層が覆っている穴、
骨際にある穴、腱の隙間にある穴と、実に様々な位置
に穴があります。

穴の位置を正確に把握して治療すると、
効果は格段に高くなります。

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小さな自信。

もうかなり前の事です。
勤めていて病院を退職し、武者修行のつもりで、
マッサージの専門店で働いていました。

一人の年配の女性を施術する事になりました。
なにげない世間話をしているうちに、
その女性が昔、野口晴哉に施術してもらって
いたとわかりました。

その話をきいて、正直少しびびりました。
野口晴哉といえば、野口整体の創設者で、
整体の世界では伝説のカリスマです。

野口晴哉の弟子とか、野口整体を習った人
に施術を受けた患者さんは何人かいました。
しかし本人の施術を受けた方は初めてした。

当時の僕はまだ経験も浅く、外傷治療はそこそこ
自信はあったのですが、マッサージはまだ研究中で
自分のスタイルを模索中でした。

しかし何事も経験です。
いろいろ野口晴哉の事を質問しながら施術しました。

施術の途中でその方が時間の延長を申し出て
くれました。
そして帰り際に笑顔で「本当に気持ち良かった。」
と一言。

マッサージに少し自信を持った瞬間でした。

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微熱が続く。

高熱ではなく、37℃位の微熱が続く症例があります。
それも朝方は平熱で、夕方になると熱が上がります。

検査をしても異状は見つかりません。感染や炎症もなく
原因不明です。

東洋医学ではこのような熱を「虚熱(きょねつ)」と言います。
実際に発熱しているのではなく、熱を下げる機能の減退です。

人は「陰」と「陽」のエネルギーバランスで
保たれているのですが、熱に限って言えば、
「陰」は熱を下げる働き、「陽」は熱を上げる働きをします。

「虚熱」はこの「陰」の機能が減退することにより発生します。
睡眠不足、過労、精神疲労などで起こります。

このような微熱は「陰」を補う治療をすることで下げる
事ができます。

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ムチウチ症。

交通事故などで頚部に急激な力が加わり起こります。
頚椎周囲の筋肉、靭帯、神経、などの組織の損傷で、
頚椎の捻挫です。

受傷直後から症状が出る事もありますが、受傷後数日
してから出現する場合もあります。
一見治癒したような感じでも、季節の変わり目や天候の
変化などで症状が増悪する症例もあります。

以前、整形外科に勤めていた時に、Dr.のオーダーによって
湿布処置だけの場合、電気治療を施した場合、
頚椎牽引をした場合、マッサージを併用した場合と、
様々な症例を経験しましたが、後々、後遺症が残りづらいのは
マッサージを取り入れた場合でした。

蓮華堂では、ムチウチ症には基本的にマッサージ中心で
治療します。
必要に応じて鍼治療も併用し、出来るだけ後遺症が
残らないようにします。

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鍼の太さ。

鍼治療に使う鍼は、一般的に細い鍼が使われます。
よく髪の毛程度と言われますが、0.16~0.20mm
が一般的な太さでしょう。

蓮華堂でも通常はその程度の鍼をつかいますが、
症状または体質によっては0.24から0.35mm位の
鍼を使い分けています。

色んなタイプの鍼灸師がいますから、症状や体質に
関係なく、ほぼ同じ太さの鍼で治療する方もいます。

僕も最初はどんな症状、体質にも同じ太さで治療を
していました。

しかし治療経験を重ねていくうちに、壁にぶつかったり、
失敗したり、試行錯誤を重ね、今のスタイルになって
きました。

鍼は太さによって感じ方が違います。
細いと感覚はやはりソフトですし、
太いと強く感じます。
刺入した後の手技にもよりますが、
鍼の太さも治療効果に影響があると感じます。

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治療しても変化がない。

以前、呼吸がしづらいと訴えて来院された方がいました。
問診すると、現在内科で診てもらっており、レントゲンでも
その他の検査でも、特に問題ないとの事でした。

体型はかなり痩せ型で、脈診、舌診、その他を合わせて、
肺気虚と診断し治療を開始しました。

鍼灸はきちんとした理論があり、
その通りの結果がでる事が多いのです。
このような場合こうすればこうなる、
と言うのが結構正確に現れます。

ところが今回の場合、反応がありませんでした。
いくら治療しても、弁証を変えても同じです。
何か変です。

僕はもう一度、呼吸器専門の医療機関での受診を勧めました。
なにか内臓に重篤な疾患があるのではないかと
感じたからです、肺癌か肺気腫か。

このような重篤の疾患でも鍼灸治療はできます。
しかし、西洋医学の治療と併せて行わなければなりません。
東洋医学は万能ではありません。

この方は呼吸器の検査を受けず、鍼灸治療にも来なく
なりました。

それからしばらくして、その方が亡くなったと聞きました。
肺気腫だったそうです。

鍼灸治療は様々な疾患に効果があります。
しかし症状が全く変化しない場合は、
背後に重篤な疾患が隠れている場合もあります。

治療を継続しているうちに、何かおかしいと感じたら、
専門の医療機関で検査お勧する事もあります。

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緊張性頭痛。

緊張性頭痛は、後頚部の筋の過緊張によって
起こります。
筋緊張によって神経や血管が締め付けられて
頭痛の症状が出現します。
同時に目の奥の痛み、頭の重さ、ふらつき感
なんかを訴える方もいます。

長時間同じ姿勢でいると筋肉の血流が低下し
て症状が出やすくなりますので、最近はパソコンを
長時間使用した方なんかに多く見られるようです。
蓮華堂にも比較的多い症例です。

このようなタイプの頭痛は、頚部の筋緊張を
緩和し血流を改善すると良くなりますので、
鍼灸でもマッサージでもどちらでも適応になります。

治療効果も高く、即効性も期待できますので、緊張性頭痛
の方には鍼灸、マッサージをお勧めできます。

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外側上果炎。

外側上果炎はテニス肘とも言われ、肘の外側の
腱の付着部が炎症を起こす症状です。

通常は電気治療、マッサージ、ストレッチ、サポーター
などで対応しますが、いずれにしても結構治療期間が
かかる場合が多いようです。

なぜ治りにくいかと言うと、腱は筋と違い血流があまり
良くないからです。

牛筋を食べた事のある方なら分かると思いますが、
白い色をしています。それは血流が少ないからです。
腱は牛筋のようなもので、筋肉を引っ張るヒモのような
組織です。

傷や炎症を治すのには血流が重要な役割をはたします。
腱は血流が良くないためトラブルを起こすと治りにくいのです。

蓮華堂では外側上果炎には多鍼で対応します。

外側の痛む部分に一本ではなく何本も鍼を刺します。
場合によっては何回も刺します。

ソフトな方法ではないですが、比較的早く痛みは軽減
します。

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年のせい?

体の痛みを「年のせいだから仕方ありません。」と
医療機関などで言われた方が少なくありません。

たしかに加齢に伴って体は変化します。病気もしますし
痛みも出てくるでしょう。

しかし、それを「年のせい。」で済ませてしまうのは賛成
できません。それでは医者の存在などいらないと感じます。

それに言い方もあります。例えば、「変形性脊椎症」などの
説明で「これは加齢に伴う骨の変形で、変形した骨は元には
もどりません。」と言われた方は多いと思います。
たしかにそうなのですが、この説明にたいていの方ががっかり
します。

僕は「人は年齢を重ねるとシワができます。骨だって同じです。
これは自然の変化なの特別なことではありません。」という感じ
で説明します。

年は誰でも取ります。だからこそ病気や痛みの原因を
「年のせい。」にするのはどうかと思います。

年の事は置いておいて、出来る事をする。
蓮華堂では「年のせい。」と言う言葉は使いません。

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記憶に残る三叉神経痛。

もうかなり前になりますが、三叉神経痛を治療した時の話です。

この方は20年位前から三叉神経痛の症状があり、様々な
治療をしてきました。

来院時には大学病院で神経ブロックの治療をしていましたが、
痛みに全く変化はなく、ただもう他に治療法がないので
通っているとのことでした。手術も考えたそうですが、
高齢のためやめたそうです。

以前に何度か鍼灸治療を行ったらしいのですが、今回
もう一度試して見ようと思い僕が担当することになりました。

東洋医学では三叉神経痛の原因をいくつかに分類します。
外感風邪(がいかんふうじゃ)、肝胃火逆(かんいかぎゃく)
腎陰不足(じんいんぶそく)などですが、どれも微妙に
あてはまりはせん。
それにこんな典型的なものならもう治っているはずです。

この方を診たところ、舌が白く厚い苔に覆われていました。
これは痰湿(たんしつ)といって体内の水分代謝が悪い
状態です。そこで僕はこの痰湿が経絡を塞いだために
痛みが起こったと診断しました。

このような場合、痰湿を取り除く治療を行います。
全身の去痰(きょたん)のツボと、顔面部の痛む
領域に鍼をしました。

治療直後は少し痛みが和らぐのですが、翌日には
また元に戻ります。

何度治療しても同じような結果になり、やはり
長期間のうちに症状が固定してしまったかと思い
あきらめかけていました。

そのうち、この方は用事で東北の実家に数日帰る
ことになりました。
帰ってくると体が極端に疲労したと言います。
そこでこの日は疲労を回復させる処置を行いました。

これは気を補う方法で、お腹にある三気海(さんきかい)
を中心に鍼と灸を併用します。

次の日、体の疲れは少し取れたのですが、三叉神経痛
の痛みもかなり軽減していると言います。

前日は神経痛の治療はしていません。顔面部にも何も
していません。

最初は何が起こったのかわかりませんでした。
20年もの間、どんな治療をしても改善せず、現在行って
いる神経ブロックも無効、僕の鍼灸治療も目立った
効果の見られなかった頑固な三叉神経痛です。

そこでこの日も気を補う治療のみを行い様子を見る
ことにしました。

結果は想像を超えるものでした。次の来院時には痛み
が全く無いとのことでした。

結局、この方は気虚(ききょ)という症状だったことが
わかりました。その後も同じ治療を継続して痛みが
出現しなかった事、極端に疲労すると痛みを感じ、
補気の治療をすると治まる事からもそう判断できます。

この症例は東洋医学の力、不思議さ、観察力の大切さ
など、いろんなことを学ばせてもらえた症例として今でも
思い出します。

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学生割引を設けました。

僕がこの仕事を始めた頃は(もう20年程前になりますが)
大学生くらいまでの若い人が、肩こりや腰痛で治療に来る
ことはあまりなかったのですが、最近は高校生が来院する
事も珍しくありません。

原因はパソコンやゲームなど色々考えられるのですが、
共通するのはストレスでしょう。

ストレスは精神的なものもありますが、身体的なストレス
も多いと思います。
特に最近は体を動かさないストレスが増えているように
感じます。

人間は動物という位ですから、本来は動いている方が
得意です、運動後の疲労は比較的早くとれます。

逆に体を動かさないのは不得意です。例えば長時間
椅子に坐ってパソコン作業などをしていると、頚、肩、腰
などに疲労を感じ、なかなか回復しません。

このような凝りも回復するうちはまだ良いのですが、蓄積
されてますます凝りが強くなると、手や足の痺れが出現したり、
頭痛やめまいを起こすこともあります。

八王子は大学が多く、大勢の学生の方が通ったり、暮らしたり
しています。
そこで蓮華堂では学割を設け、少しでも学生の負担を
軽くするようにしました。
学生の皆さん、体のストレスを解消し、勉強をがんばって
くださいね。

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