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2008年8月

足根骨のずれ。

足首の痛みを訴えて来院された方がいました。
体重がかかると痛い為、歩くのもつらそうです。

捻挫かと思ったのですが、捻った憶えはないそうです。
確かに発赤、腫脹、熱感、内出血といった捻挫の症状は
一切見られません。

いろいろ聞いていくうちに、以前、何度も足首を捻挫
したことがわかりました。
少し動かしてみると関節がゆるい感じです。

今回の痛みは足根骨の微妙なずれが原因でした。

足首には足根骨という7個の骨が靭帯で固められて
いるのですが、捻挫などで靭帯を緩めてしまい、
そのまま治癒すると骨の位置が不安定になります。

このような場合は矯正が必要になります。
足首の周りの筋肉をゆるめ、引っ張ると
グズグズッとした音がします。
引っ張りながら骨を押し込むようにして、
包帯で固定しました。

立って歩いてもらうと痛みはかなり軽減されて
いました。

痛みは軽減されたのですが、靭帯は緩いままです、
今後は足首の筋肉をつけていく事が必要になるでしょう。

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梨状筋症候群。

坐骨神経領域の痛み、痺れ、下腿の冷えを訴える患者さんが
来院されました。

病気の母親が転倒し、抱きかかえて起こす際にギクッとした
衝撃があり、それから症状が始まって、階段を降りる時に
激痛があり、夜寝ていると涙が出るほど痛いとのこと。

最初話を聞いた時は発症の過程からぎっくり腰を疑いました。
でも腰の痛みはありません。前屈も後屈もできます。

この方の症状は臀部の深いところにある梨状筋のトラブル
でした。

梨状筋は仙骨から股関節に伸びている筋で、股関節を外旋
させる筋なのですが、間を坐骨神経が通っており、この筋が
硬くなると坐骨神経を締め付け、神経痛が起こります。

この方の場合、母親を起こそうとして急激に梨状筋に力が
かかり、トラブルを引き起こしたと考えられます。

このような場合はかなり長い鍼を使います。
梨状筋は臀部の深いところにあるため、短い鍼では届きません。
刺入していくと臀部の奥に硬い塊のような梨状筋を感じます。
あまり急激に入れていくと衝撃がありますから、ゆっくりと入れて
いきます。

今回は3回ほどで症状は取れましたが、日常生活でまた負担
のかかる動作をすればぶり返すことも考えられます。
急激に力のかかる動作や、長時間の同じ姿勢はできるだけ
避けるようお話しました。

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マッサージ。

マッサージは結構いろんな系統に分かれています。
慰安目的のリラクゼーション系もあれば、美容を目的
としたものや、治療目的の医療系もあります。

蓮華堂は医療系のマッサージで様々な症状に対応
しているのですが、実はこの医療系にもいろんな
方法があります。

基本的には凝った筋肉をほぐすのですが、様々な
考え方、理論、それから施術者側の個人差もあります
から、なかなか自分に合ったマッサージに巡り会うのは
難しいかと思います。

蓮華堂の特徴は経絡の通りを良くするイメージで
マッサージを行います。
もちろん筋肉の凝りもほぐすのですが、常に経絡を
意識しています。

経絡というのは東洋医学の考え方で、体のエネルギー
ラインのようなもので、気の通り道と言われる所です。
神経とも血管とも異なる独自のものです。

この経絡を意識してマッサージすると、結構深い凝りも
ほぐれますし、しつこい痛みも取れやすくなります。

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看板を設置しました。

蓮華堂は、JR八王子駅から徒歩5分、京王八王子駅から
徒歩5分とアクセスは非常に良いのですが、甲州街道から
ひとつ奥の通りにあるため、少しわかりづらいという指摘が
ありました。

夜も9時まで診療しているのですが、通りがちょっと暗い為、
目立たないという話も聞きました。
そこで、電飾スタンド看板を設置しました。
080826_12310001_4
甲州街道から見えますし、
夜は明るくて以前よりは目立つと思います。
この看板を目印にいらしてくださいね。

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涙が止まらない。

雨が止みません、もう3日間降りっぱなしです。
昨日は八王子に移転する前に治療院をしていた
福生の横田基地で、「友好祭」をやっていたのですが、
雨の為に行けませんでした。
来年は好天になってもらいたいものです。

今日は涙が止まらない話です。
結構多いんです、そういう症状をもっている方が。

大抵は「涙が止まらないからなんとかなりませんか?」
で来院することはまれです。
大体は他の症状で治療している時に
「そういえば涙が止まらないんですよ。」
みたいな感じで話される方が多いです。

涙が止まらないのは、いくつか原因があるのですが、
そのなかで「鼻涙管狭窄」があります。「鼻涙管」の通りが
悪くなった状態です。
涙は「涙嚢」で作られ、眼球を潤し、「鼻涙管」から排出
されます。上水道と下水道の関係ですが、その下水道
が詰まった状態です。

このような場合は鼻の脇に鍼を刺入します。
本来は「花粉症」の時に鼻水が止まらなかったり、
鼻が詰まったりした時に良く使うツボなのですが、
「鼻涙狭窄」にも効果があります。

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胸部の痛み。

胸の痛みを訴えて、ご婦人が飛び込んできました。
数日前から少し痛みがあったそうですが、今日、
激痛に変わったために来院したそうです。

椅子に座ってもらい検査をしてみると、介達痛、
叩打痛もあり、深呼吸や咳をしてもらうと痛がります。
明らかに肋骨骨折の症状です。

話を聞きますと、受傷原因ははっきりしませんが、
体を動かすと痛みを感じ、昨日の夜、早く痛みを
取ろうと、ご主人にマッサージしてもらった後、
自分で体を捻る体操をしたそうです。本人は肩が
凝りすぎて胸まで凝りが拡がったと思ったそうです。

肋骨骨折ではマッサージしてはいけません。体を
捻る体操も駄目です。どちらも症状を悪化させて
しまいます。
サラシやバストバンドで固定して、安静を保つように
すればだいたい3~4週間位で痛みはとれるはずです。

今回の患者さんは、とにかく息をするのも大変で、この
激痛だけでもなんとかして欲しいとのこと。

このような場合、蓮華堂では鍼とお灸を併用して対処
します。
痛む部位に沿わせて鍼を数本刺入し、その上から棒灸
と言う中国のお灸で温熱を加えます。

治療終了後、なんとか激痛は治まったとの事、呼吸も普通
にできるようです。

完全に痛みが取れるにはもう数週間かかるでしょうが、
当分はマッサージ、体を捻る体操は避け、胸部をできるだけ
安静に保つようにお話して帰っていただきました。

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ぎっくり腰について。2

前回、炎症性ではないぎっくり腰について書きましたが、
それはどのような状態なのかまだ触れていませんでした。

炎症ではないぎっくり腰の特徴は、腰を伸ばせない、
逆に言うと前かがみの姿勢だと痛みが楽に感じる、椅子
から立ち上がるときに激痛が走ります。

これは腰の筋肉それも深部が固まった状態だからです。
足がつった状態に近いと思います。
筋が硬く収縮しているので、無理に伸展しようとすると
痛みます。

このようなタイプのぎっくり腰に、蓮華堂では鍼または
手技でアプローチします。

まず鍼ですが、通常使用する鍼は太さ0.16~0.24mm、
長さ40~60mm程度なのですが、ギックリ腰に対しては、
太さ0.30~0.40mm、長さ75~100mmという、太くて
長い鍼を使います。

この太くて長い鍼を直接硬くなった腰の深部の筋に刺し、
血流を改善させ弾力を回復させます。

個人差もありますが、早い人だと1回で、通常だと3回以内で
痛みは取れます。

手技は鍼より時間がかかります。
蓮華堂では鍼をお勧めしたいのですが、鍼はちょっと抵抗
があると言う人には手技で対応しています。

ただこの手技は少し痛いです。
横向きで硬くなった筋をほぐしていくのですが、決して
気持ちの良いマッサージではありません。

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ぎっくり腰について。

(ぎっくり腰 治療法) とインターネットで検索すると、
結構いろいろな治療法があることがわかります。
そして中でもオーソドックスなものに、
安静、冷却、固定、があり、
具体的にはマッサージはしない、
静かに横になっている、冷シップまたひどい場合は
氷で冷やす、お風呂は入らない、
コルセットなどで固定すると言ったものがあります。

どうしてこのような治療をするかと言うと、
ぎっくり腰は筋肉の挫傷だったり、
筋肉を被っている筋膜のトラブルだったり、
腰の関節の捻挫だったりと、急性の炎症を
起こしたものであると言う考えからです。

炎症であればこの方法は正解です。
しかし、ぎっくり腰経験のある方で、軽いマッサージで
楽になったり、お風呂に入ったら症状が和らいだ
人はいないでしょうか?

炎症であればマッサージをすると炎症がひどくなりますし、
お風呂で暖めると痛みが強くなるはずです。
ではなぜこのように症状が軽くなるのでしょうか?
それはぎっくり腰には炎症ではないものもあるからです。

日頃の臨床で感じるのは、この炎症ではないぎっくり腰が
実はかなり多いと言うことです。

次回はこのような腰痛の蓮華堂での治療法を紹介します。

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妊娠おめでとう。

福生からここ八王子に移転し早くもひと月が経ちました、
まだまだ来院される患者さんは少ないのですが、
ひとりひとりの症状をよく分析し、丁寧な治療を
心がけています。

先日、福生の患者さんから電話がありました。
第二子を妊娠し半年経過したとの報告でした。
この患者さんは最初の出産が逆子の為に帝王切開で、
多分それが原因で、東洋医学で血虚(けっきょ)
と言われる状態でした。

極度の冷えが下腹部、腰部にあり、生理不順で生理痛
もありました。このような患者さんには、補血(ほけつ)
と言う方法を選択し治療します。
血(けつ)を補うとされる穴(つぼ)と、
ちょっと専門的になりますが、気を補う穴を中心に使います。
冷えも強いので灸も多めに使います。

この方は鍼灸治療だけではなく、他の治療も併用されて
いたのですが、それでも妊娠の手助けが少しは
できたのかなと思い嬉しく感じました。

本当におめでとうございます。
丈夫な赤ちゃんが生まれますように。

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